No.16106 2×2の実験デザイン  【J】 2011/12/28(Wed) 00:23

たとえば新薬の効果を,プラセボとのクロスオーバーデザインで検証するとして,生理指標の測定を服薬前後の2回とした場合,(服薬前vs後)×(新薬vsプラセボ)の2×2となりますが,どのような統計手法が適切でしょうか.
repeated-measure ANOVA あるいはpaired t-testとunpaired t-testの組み合わせ?
もし前者であるとして,交互作用が有意である場合,事後検定は何を用いるべきでしょうか?このときにpaired t-testとunpaired t-testをそれぞれ実施するのは適切ですか?
基本的な質問ですみませんが,よろしくお願いします.

No.16108 Re: 2×2の実験デザイン  【青木繁伸】 2011/12/28(Wed) 08:06

repeated-measure ANOVA でしょう
各要因が2水準ずつなので,事後検定は不要(できない)でしょう

No.16109 Re: 2×2の実験デザイン  【J】 2011/12/28(Wed) 09:22

青木先生

ご回答ありがとうございます。
事後検定ができないとしたら,たとえば新薬投与で有意に変化し,プラセボでは変化がなかった,ということはどうやって示すのでしょうか?

No.16110 Re: 2×2の実験デザイン  【青木繁伸】 2011/12/28(Wed) 10:29

> 新薬投与で有意に変化し,プラセボでは変化がなかった,ということはどうやって示すのでしょうか?

それは,交互作用の検定結果として得られるでしょう。

No.16111 Re: 2×2の実験デザイン  【J】 2011/12/28(Wed) 11:17

なるほど!

それでは,介入条件が3つ以上,たとえば,前後×3種類の薬剤の場合,どの薬剤で有意な変化があったかを確認するにはどうしたらよいですか。

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