> 患者ID <- 1:15このような場合,
> 治療前 <- rpois(15, lambda=2)
> 治療後 <- rpois(15, lambda=1)
> dat <- data.frame(患者ID=患者ID, 治療前=治療前, 治療後=治療後)
> dat
患者ID 治療前 治療後
1 1 3 1
2 2 1 1
3 3 2 0
4 4 1 1
5 5 1 2
・・・(略)
> イベント減少 <- 治療前-治療後以上のt検定の結果から,治療によりイベント発生回数が有意に減少していると結論するのは「イベント減少」が正規分布していないため不適切でしょうか。
> t.test(イベント減少)
One Sample t-test
data: イベント減少
t = 3.7472, df = 14, p-value = 0.002165
(略)
Wilcoxon signed rank test with continuity correctionと警告が出ます。
data: イベント減少
V = 75, p-value = 0.004674
alternative hypothesis: true location is not equal to 0
警告メッセージ:
1: In wilcox.test.default(イベント減少) :
タイがあるため,正確な p 値を計算することができません
2: In wilcox.test.default(イベント減少) :
ゼロ値のため,正確な p 値を計算することができません
No.16184 Re: 治療前後のイベント発生回数の検定 【青木繁伸】 2012/01/08(Sun) 22:28
> t検定の結果から,治療によりイベント発生回数が有意に減少していると結論するのは「イベント減少」が正規分布していないため不適切でしょうか。
まあ,不適切と言えば不適切なのでしょう。
> Wilcoxon rank sum testではタイが多くなってしまうため不適切と思いますし
coin ライブラリの wilcox_test を使えば。
No.16185 Re: 治療前後のイベント発生回数の検定 【脇田三日月】 2012/01/09(Mon) 11:45
青木先生ありがとうございます。
確かにcoinライブラリのwilcox_testを使えばタイがあっても正確なp値が求められますね。
知らなかったです。
しかし,これは説明にも
Testing the equality of the distributions of a numeric response in two or more independent groups against shift alternatives.
と書いてある通り,独立した2群の検定に使用するものであって
今回のように,対応のある2群もしくは1つのサンプルの場合は使用できないのでしょうか。
No.16186 Re: 治療前後のイベント発生回数の検定 【青木繁伸】 2012/01/09(Mon) 15:49
> 独立した2群の検定に使用するものであって
そうでした。うっかり
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