No.16188 Re: 学習法の効果の差を検定 【青木繁伸】 2012/01/09(Mon) 23:09
> 1度目のテストを行った際に,一元配置の分散分析を行い,3群が同質であることは分かっているのですが
数学の命題の証明とは違って,「3群が同質である」が“証明”されたのではないですよ。
No.16189 Re: 学習法の効果の差を検定 【統計苦手の助】 2012/01/09(Mon) 23:24
青木先生,早速のご指摘ありがとうございます。
先生がおっしゃるのは,一元配置の分散分析で検定した結果が,0.05水準でp=0.6だった場合,『3群に差があるとは言えない』という表現が正しいということでしょうか?
また,2度目のテストの結果を同様に一元配置の分散分析で検定した結果,p=0.01だったのですが,これは『3群に5%水準で有意差がある』ということでよろしいのでしょうか?
だとすると,この事実をもって,『学習法の効果に差があった』とは言えないのでしょうか?
No.16190 Re: 学習法の効果の差を検定 【青木繁伸】 2012/01/10(Tue) 07:49
文字通り,『3群に差があるとは言えない』ということなので,これをもって,差がないとして,それに基づいて,2度目のテストが『3群に5%水準で有意差がある』ことを,A が真,B が真,よって A,B が真とはいえないでしょうということ。
簡単に言えば,「簡単な方法があるなら,複雑な方法など必要ないでしょう?複雑な方法があるということは,簡単な方法ではだめだからです」ということ。
No.16198 Re: 学習法の効果の差を検定 【統計苦手の助】 2012/01/10(Tue) 22:36
青木先生,ご助言いただきありがとうございました。
繰り返しのある二元配置の分散分析を用いて結果を検討してみます。
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