No.16202 検査法の有用性の検討  【yaesan】 2012/01/11(Wed) 23:51

どういう風に検定したら良いのかわからなくなってしまいましたので質問します。
知りたいのは2種類の臨床検査法に差があるのかどうかです。
同 一患者にある治療法を行い,症状が改善したとします。その改善の程度を2種類の異なる検査A法,B法を行い測定するとします。この2種類の検査A法B法の どちらがより治療効果を反映するのかを知りたいのです。測定しているものが違うので,治療前と治療後の測定値の変化率を計算して(改善率といったほうが良 いのでしょうか?)それぞれの患者の治療前後の測定値の改善率を計算し,両グループに差があるかどうかを検定すれば良いのではないかと考えたのですが,た とえばn人に治療と検査を行い  
  A法による改善率 A1 A2 A3---------An
  B法による改善率 B1 B2 B3---------Bn
両グループ間に有意差があればどちらかの検査法がより有効だという言い方をしてもいいのかどうかです?
非常に初歩的な質問ですがよろしくお願い申し上げます。

No.16213 Re: 検査法の有用性の検討  【ひの】 2012/01/13(Fri) 11:31

真の値が未知なのだから,どちらが有効かは分からないでしょう。

たとえ話をしましょう。ある物体の長さを測定するとします。
ものさしAで100回測定して平均をとると60cmでした。
ものさしBで100回測定して平均をとると50cmでした。
検定すると有意差がありました。
A,Bどちらのものさしがより正確でしょうか?

わかりませんよね。「ある物体」の真の長さがわかっていないからです。

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