「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 045

No.16237　併売データを利用した多次元尺度法に関して　　【初学者】　2012/01/16(Mon) 15:01

ご教授いただけると助かります。

併売データを用いて，多次元尺度法を行いたいと思っております。
以下のデータで多次元尺度法を用いた場合，分析は可能でしょうか。
（正しい，結果を得られているのでしょうか？）

例えば，
①実数ベース

　　A　　B　　C　　D　　合計
A 100　　20　　10　　5　　 100
B  20    50    10    15     50
C  10    10    200   100   200
D  5     15    30    100   100

①ですと，規模が大きいブランドほど併売の実数が高くなるのは当然。
ですので，本来の併売しやすさ（併売率）で考えると，併売数を各ブランドの層数で割り，併売確率を利用します。

しかし…
②併売確率

　　A　　B　　C　　D　　
A 　1　 0.2    0.1  0.05
B  0.4    1    0.2  0.3
C 0.05  0.05    1   0.15
D 0.05  0.15   0.3    1

となり，規模を無視できたものの，対称行列でなくなってしまい，分析することができなくなってしまいます。

このようなケースの場合，そもそもMDSができないのか，もしくは，違う手法を用いた方がよいのでしょうか。
ご意見いただけると助かります。どうぞよろしくお願い致します。