No.16548 Re: 曲線回帰? 【青木繁伸】 2012/03/01(Thu) 08:46
> V(t1)もしくは,V(0)からV(t1)への容積変化率100*(V(t1)-V(0)/V(0)を独立変数には入れられないでしょうか?
既存の変数を組み合わせて新しい変数を合成し,それを独立変数にするということは別に悪いことではないです。理論的根拠があれば当然だし,なくても経験則から,また新たな試みをするというのは差し支えないことです。合成変数の意味づけは出来る方がよいでしょうね。
No.16557 Re: 曲線回帰? 【haru】 2012/03/02(Fri) 00:32
お返事ありがとうございました。
正直,安心いたしました。
厚かましいですが,もうひとつ教えて頂きたいです。
あ る対象の容積の変動の有無を他の検査結果で判定するという場合には,普通に2×2の集計表で求めればよいと思っていましたが,同一対象なので,対応のある 場合のオッズ比を求めないといけないと書いてあり,ペアーにすると書いてありますが,何をペアーにするんでしょうか??
No.16558 Re: 曲線回帰? 【青木繁伸】 2012/03/02(Fri) 08:46
> 何をペアーにするんでしょうか??
添付図のようにします。最初,あなたは上のような表を作ろうと思っていたのでしょう。しかし,この表の総合計欄はサンプルサイズの2倍の数値になるでしょう。
対応のあるデータなら,下のような表にしないといけません。この表の総合計欄はちゃんとサンプルサイズを示す値になるでしょう。
No.16564 Re: 曲線回帰? 【haru】 2012/03/04(Sun) 02:29
ありがとうございました。
意味は理解できました。
としますと,オッズ比は変わってくると思います が,たとえば,この同一患者における検査Aと検査B,C,Dとの関連を明らかにしたい場合,検査Aの結果を,B,C,Dの検査結果を独立変数として,ロジ スティク回帰分析する場合などには,このような対応(マクネア法?)は必要なのでしょうか??
No.16567 Re: 曲線回帰? 【青木繁伸】 2012/03/04(Sun) 09:55
> 検査Aの結果を,B,C,Dの検査結果を独立変数として
表をもう一度よく見てください。
A,B,C,Dは度数(人数)ですよ。
「同 一対象なので,対応のある場合のオッズ比を求めないといけないと書いてあり,ペアーにすると書いてありますが,何をペアーにするんでしょうか??」と書い てあったので,先の表を示しましたが,「ペア」,「対応がある」の意味が,あなたと私で食い違っていますね。あなたの説明をよく理解できませんでした。
先に示した「対応のある」ときの集計表の下の方は,同じ人で時期を変えて同じ結果変数を測定した場合のもの(疫学の教科書に書いてありますが)。
あなたは,同じ人で2つの変数(片方は原因,もう一方は結果)を測定した場合のものを言っていますね。それは「対応のあるデータ」とはいいません。原因のある人とない人の2群で,結果の有無を見るわけですからね。
結果あり 結果なし 合計
原因あり群 ○○ ○○ ○○
原因なし群 ○○ ○○ ○○
合計 ○○ ○○ ○○
混乱してはいけません...
No.16579 Re: 曲線回帰? 【haru】 2012/03/04(Sun) 23:57
すみません。教科書の理解が不十分でした。
でも,ご説明で十分に理解いたしました。
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