No.16563 同一症例における検査AとB,Cの関連について  【haru】 2012/03/04(Sun) 02:18

よろしくお願いします。

たとえば,ある患者群のA検査結果が増減するとする,その増減と検査B,Cの結果 との関連を調べたい場合,これらの関係が線上回帰するとすれば,Aの検査結果の変化度合いは,BとCで,重回帰分析することにより推定され,またその A,B,C間の関連度も明らかになると思いますが

臨床的な意味からAの検査結果として,25%以上の増加が意味があるとすると,患者群をA検査結果から25%以上,25%未満のダミー化して,1,0の二項にわけ,それぞれについて,B,C検査との関連を二項ロジステック回帰分析により,分析することは可能でしょうか?
また,重回帰分析は,推定値との最小2乗法であり,ロジステイク回帰は最小尤度法であることから,A検査結果とB,Cの関連がどのような関係かが明らかでない場合,重回帰とロジスティク回帰の二法で評価する意味はあるでしょうか?


また,Aの検査結果の分割基準の25%は分析者の意思が入ってよいのでしょうか?(無論,一定の臨床的な意味を持たせるものとしても,それが,10%でも良いとすれば,分析者の意図が入るとおもうのですが)

No.16569 Re: 同一症例における検査AとB,Cの関連について  【青木繁伸】 2012/03/04(Sun) 10:46

被検者  A検査増加 B検査 C検査
被検者1 1 b1  c1
被検者2 0 b2  c2

被検者n 1 bn  cn
というデータですか?B検査とC検査は連続変数でもダミー変数でもよい。

結果変数が二値データなので,重回帰分析は不適切でしょう。重回帰分析が不適切なのは,0未満,1より大きい予測値が出るからです。

> Aの検査結果の分割基準の25%は分析者の意思が入ってよいのでしょうか?

よいでしょう。

No.16578 Re: 同一症例における検査AとB,Cの関連について  【haru】 2012/03/04(Sun) 23:55

ご返答ありがとうございます。
従属変数(容積変化率)は,臨床的に意味があるのは,25%以上なので,25%以上,未満のダミー化し,ロジスティク回帰させてみようと思いました。

 したがって,このデータ処理では,当然ながら,重回帰分析は不適だと思いますが,実際の従属変数は〜30%から100%ぐらいに変動します。

ですから,容積変化率を直接,重回帰式でも予測できれば,ロジスティク回帰と両方で,この容積変化という現象への関連要因を同定できると考えたのですが,両方を行う意味はあるのでしょうか?

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