No.16594 2〜3要因で分類される群の検定 【tane】 2012/03/08(Thu) 03:16
統計初心者です。ヒントを教えてください。
困ってます。教えてください。
同じ患者さんのA,B,Cの検査値があります。ある治療によるAの検査値の変動が,B,Cの検査結果で,推定できるような印象があります。それを確認したいのですが,
Aの結果に対するB,Cの多変量解析以外に,下記のような解析方法は意味があるでしょうか?
B,
Cの検査結果を二項化(有る数値以上と未満などに)にして,それぞれの項目(有り有り,有り無し,無し有り,無し無し)におけるそれぞれに属するケースの
A変動率を求めて,いわゆるTwo factor factorial ANOVA
で,その結果から,B,Cの結果結果(正確には,B,C検査結果から得られる情報B,C),B,CがAの増加に,どのように影響するか(増加,減少),さ
らには,BとCは交互作用があるのか等の評価はできるでしょうか? さらに,posthoc
testで,BとCの差から,作用の強さを検定すること可能でしょうか。
要は,多変量解析以外の方法で,B,Cの検査結果とAの増加率への関係をしらべたいのですが?
No.16595 Re: 2〜3要因で分類される群の検定 【青木繁伸】 2012/03/08(Thu) 08:34
> 要は,多変量解析以外の方法で,B,Cの検査結果とAの増加率への関係をしらべたい
なぜ,そうしたいのでしょうか?分析が面倒(?)だから?
> 多変量解析以外に,下記のような解析方法は意味があるでしょうか?
Two factor factorial ANOVA も,多変量解析ですよ。いわゆる MANOVA, MANCOVA と同等の結果になります。
しかも,もし分析に使用する変数が連続変数ならばそれを二値化するのは,変数の持っている情報を一部(大部分)捨ててしまうことになるので,分析結果の精度は低いものになるでしょう。ほとんど意味のない選択でしょう。
従属変数が二値変数(多項変数),連続変数のいずれかにもよりますが,いずれにせよ,主効果は回帰係数の検定になるし,交互作用は交互作用項を入れたモデルを検討するるだけです。
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