No.16597 Re: 検者内・検者間信頼性 【青木繁伸】 2012/03/08(Thu) 12:23
本文の箇条書き番号が文字化けしていますね。丸付き数字のようです。文字化けするような文字(丸付き数字とかローマ数字?)は使わないようにと,お願いしているところです。
> 手法A,Bの有意差を求めるときは
「有意差」は求めるものではありません。「手法 A, B による測定値の平均値に有意な差があるかどうかの検定を行うときは」と,丁寧に述べるようにしましょう。
> paired-T test
t test のように t は小文字で書くべきです。
> Kolmogorov-SmirnovでA=0.001 ,B=0.011
Kolmogorov-Smirnov 検定の結果の P 値のことだと思いますけど,こんな風に書かないようにしましょう。
で,
> 両群の結果は,正規分布に従わないようですのでWilcoxon signed-rank testで良いのでしょうか?
パラメトリック検定 paired t test は,対象とする対応のある二標本のデータが正規分布している必要はありません。対応するデータの差が正規分布「してればいいなあ」というものです。
まあ,気持ち悪ければ,Wilcoxon signed-rank test でよいでしょう。
> 何人の検者が何回づつ測定すればよいのでしょうか?(2人で2回づつ測定しようと考えています)
「ずつ」というのはおいておいて,級内相関係数なら測定は2回ではないでしょうか。
> また,そのときはn=35すべてを検討しないといけないのか,それともその一部(例えばn=10 or 20)でも良いのでしょうか?
「なぜ,一部なのか」という理由がちゃんとしていれば,一部分でもかまわない(やむをえない)でしょう。
統計初心者のうちから,用語法,考え方をしっかり身につけてください。
No.16599 Re: 検者内・検者間信頼性 【74】 2012/03/08(Thu) 18:30
青木先生,早急なご回答ありがとうございました。
用語,用法,考え方が正しくなく申し訳ございませんでした。
これに対して,詳細なご回答ありがとうございました。
悩みが解決致しました。本当にありがとうございました。
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