No.16946 Re: 表現の仕方 【ひの】 2012/05/24(Thu) 18:16
「表現」の問題ではないでしょう。
ウィルコクソンの符号付順位和検定で「平均値」の差の検定を行うことはできないので,検定手法を誤っているか,検定の内容を理解できていないかのどちらかです。
No.16950 Re: 表現の仕方 【コロン】 2012/05/24(Thu) 20:11
ひのさん
お返事ありがとうございます。
この論文では,平均値とその差が書かれてあり,さらにその横にはウィルコクソンの符号付順位和検定の統計量が書かれてあります。
扱っ ているデータは比率尺度なのですが,おそらくデータ数が少なく,パラメトリックではないので(?)ノンパラの手法で分析したのではと思います。差を議論し たいのであれば,正規性の確認をして(しなくても頑健性があることをベースに)t検定すればいいのではと考えるのですが,いかがでしょうか?
人の論文なので,詳細な情報は出せないのですが.....。
No.16952 Re: 表現の仕方 【青木繁伸】 2012/05/24(Thu) 21:30
> 人の論文なので,詳細な情報は出せないのですが.....。
公刊されている論文なので,出典を明示するのは何の問題もないことです。
t検定を用いるには何らかの問題があると著者が判断し,平均値を示したものの「代表値の差の検定」としてはウィルコクソンの符号付順位和検定を用いたという,よくあるパターンでしょう。
No.16953 Re: 表現の仕方 【ひの】 2012/05/24(Thu) 21:55
平均値の差の検定を行うノンパラメトリックな手法はあるのですけどね(randomization検定)。
No.16954 Re: 表現の仕方 【タマゴ】 2012/05/25(Fri) 08:00
青木先生,ひのさん
ありがとうございました。ひのさんがおっしゃった検定手法,勉強したいと思います。
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