No.17281 カイの2乗検定  【山田】 2012/08/10(Fri) 07:57

下記の内容文では,カイの2乗検定を使ってもいいのでしょうか?
「地域の違う2店舗で,それぞれ過去1年分のある製品の売上高を集めた。平均売上高に差がないとういう帰無仮説を検定するときには,カイの2乗検定を使うのでしょうか?ただし,それぞれの母集団の標準偏差は算出されているものとします。」
カイの2乗検定が妥当でないならば,どのような検定を行えば良いのでしょうか?
お手数をおかけしますが,よろしくお願いします。

No.17287 Re: カイの2乗検定  【青木繁伸】 2012/08/11(Sat) 00:10

このようなデータは検定する意味がないでしょう。
2店舗それぞれの,過去一年分の売上総額があるのですから,どちらが何億円多いとか,何倍多いとかで議論はおしまいでしょう。

No.17288 Re: カイの2乗検定  【山田】 2012/08/11(Sat) 06:43

青木先生,早速の回答ありがとうございます。
データが少ない場合,例えば
「1ヶ月間の日次売上高を集めて,平均日次売上高に差がないという場合は
カイ2乗検定を使うのでしょうか?」
再質問ということで,恐縮ですが,よろしくお願いいたします。

No.17289 Re: カイの2乗検定  【青木繁伸】 2012/08/11(Sat) 06:50

どうしても何かやりたいということならば,平均値の差の検定(いわゆるt検定)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Average/t-test.html

No.17293 Re: カイの2乗検定  【山田】 2012/08/11(Sat) 20:39

青木先生
回答ありがとうございました。
データ(変数)が連続型の時にはt検定。データ(変数)がカテゴリカル型の場合は,カイ2乗検定で独立性の検定を行う。
金額は連続型データと解釈しましたので,t検定が妥当。
といった理解で概ね合っているのでしょうか?
再度の質問になりましたが,よろしくお願いします。

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