No.17410 対応のある3群の比較について  【MMD】 2012/08/31(Fri) 22:55

平素より拝見させて頂いております。下記の項目について御教授頂けたら幸いです。
対応のある3群の1因子のみの実 験を行ったのですが(数十名の被験者にA,B,Cの3つの課題を行った結果を記録),その検定法についてです。対応ありなので,1因子のみで repeated-measures ANOVAを行った所,有意差が出たのですが,この後のpost-hoc検定のやり方が分からずに悩んでおります。
 A vs B, A vs C, B vs Cのそれぞれを比べたいと思っているのですが,paired-tを3回行ってBonferroni法に従って有意水準をp=0.05/3とすればよろしい のでしょうか?Tukeyなど他のpost-hoc検定を使う方法もあるのでしょうか?

No.17412 Re: 対応のある3群の比較について  【後医は名医】 2012/09/01(Sat) 13:22

>paired-tを3回行ってBonferroni法に従って有意水準をp=0.05/3とすればよろしいのでしょうか?
それが最も査読者を納得させられます。
>Tukeyなど他のpost-hoc検定を使う方法もあるのでしょうか?
通常は独立データを対象にしてますのでダメですが,最近では球面検定で球面性が認められれば(p>0.05)TukeyやDunnettタイプの多重比較もできるようです。詳しくは「経時データの多重比較法」と 「岸本 淳司」で調べてみて下さい。

No.17417 Re: 対応のある3群の比較について  【MMD】 2012/09/04(Tue) 12:14

後医は名医様

 お返事が遅くなり大変申し訳ありません。やはりレビューアーの事も考えると Bonferroni法が一番良さそうですね。先生から教えて頂いた岸本先生のpdfも拝見致しましたが,小生の不勉強にて理論が十分に理解出来なかった ので無難にBonferoni法で行こうと思います。ご教授誠にありがとうございました。

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