No.20036 被験者が少ない時の平均値の比較  【山芋】 2013/07/06(Sat) 22:53

分散分析について質問させて頂きます。

時間反応の課題を,3人の被験者に5条件で,各条件10回計測しました。
調べたいのは,条件間で反応に差があるかどうかです。

普通は,もっと被験者を増やして10回の計測値を平均し,条件を要因とした反復測定するところですが,上記のようだと被験者数が少なく,球面性の検定ができません。
なお,この3人の被験者は,特殊な能力をもつ被験者でして,これ以上被験者数を増やすのは難しい状況です。
何か解決方法はございませんでしょうか。

拙い質問で恐れ入りますが,ご教授頂けますと幸いです。

No.20040 Re: 被験者が少ない時の平均値の比較  【青木繁伸】 2013/07/07(Sun) 22:31

そのような特殊な,限られた母集団についての知見がどれほど一般的な(?)意味を持つのかなあと素直に疑問に思います。
それ以上のデータを得られないのなら,それだけのデータでやるしかないでしょうし,球面性の検定はパスすれば良いだけではないのでしょうか。

No.20043 Re: 被験者が少ない時の平均値の比較  【山芋】 2013/07/08(Mon) 11:53

ご返信を頂き,ありがとうございます。

> そのような特殊な,限られた母集団についての知見がどれほど一般的な(?)意味を持つのかなあと素直に疑問に思います。

実験の目的としては,特殊な技能を持つ被験者がどのようにその技能を実行しているのかを調べるものです。
ですので,技能の低い人(や普通の人)のデータを入れてもデータが濁ってしまうので入れることができません。

> 球面性の検定はパスすれば良いだけではないのでしょうか。

自由度の調整はせずに,被験者内効果の検定の結果を見るということでよいのでしょうか。

特殊な実験の質問で恐れ入りますが,ご教授頂けますと幸いです。

● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 046 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る