No.20332 Re: 統計の方法 【青木繁伸】 2013/10/17(Thu) 21:44
統計方法を聞くなら,対象とするデータの尺度水準が何であるかという情報は必須でしょう。
No.20333 Re: 統計の方法 【たまちゃん】 2013/10/17(Thu) 22:54
青木様返答ありがとうございます。
投稿忘れて申し訳ありません。
処置の回数になるので,順序尺度になると思います。
No.20334 Re: 統計の方法 【青木繁伸】 2013/10/17(Thu) 23:05
処置の回数ですか。なら,順序尺度ではなく間隔尺度でしょう。対応のある平均値の差の検定でしょう。ノンパラメトリック検定では符号付順位和検定となるでしょう。
No.20335 Re: 統計の方法 【たまちゃん】 2013/10/18(Fri) 00:18
対象にしている患者のうち,患者によって,介入前と介入後で治療を受けている日数にばらつきが出ている場合には「対応のある平均値の差の検定」は可能でしょうか?
No.20336 Re: 統計の方法 【青木繁伸】 2013/10/18(Fri) 07:09
期間内の回数であるならば,当然のことならがら,期間の長さが異なれば回数そのままで比較することができないのは 明らか。単位期間内の回数(つまり,観察回数を観察期間の長さで割る)ということにすればよいかも知れないが,精度(誤差)は異なるので,問題が全くない というわけではない。
No.20337 Re: 統計の方法 【たまちゃん】 2013/10/18(Fri) 07:28
ありがとうございます。
そうすると,ノンパラメトリックの符号付順位和検定が適切となるのでしょうか?
ま た,もしさらに介入後に一時治療を止めた期間(2ヶ月間)でまた処置の回数がどうなったのか比べるのは,多重比較検定になりますよね?その場合は,期間が 1年間ずつと,2ヶ月でばらつきが出てしまうので,介入前後の各々から抽出して期間を同じにすることは可能なのでしょうか?
何回も申し訳ありません。
No.20338 Re: 統計の方法 【青木繁伸】 2013/10/18(Fri) 11:30
> そうすると,ノンパラメトリックの符号付順位和検定が適切となるのでしょうか?
「そうすると」が「精度(誤差)は異なる」を指すとすれば,それは「符号付順位和検定」を選択する理由にはなりません。
割合ではなく,生の回数データを使わないといけないだろうということですが,そういう場合の検定方法は私にはわかりません。
> 期間が1年間ずつと,2ヶ月でばらつきが出てしまうので,介入前後の各々から抽出して期間を同じにすることは可能なのでしょうか?
どのような場合であっても,データを取った後に分析の都合上データを捨てるというのは避けるべき(やってはならないこと)です。
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