No.20837 Re: 検定力,効果量,有意差について 【青木繁伸】 2014/02/07(Fri) 18:07
あなたの計算処理に誤りがあったかなかったかは,これだけの情報では判断不能でしょう。
No.20838 Re: 検定力,効果量,有意差について 【はち】 2014/02/07(Fri) 18:46
青木先生
ありがとうございます。
SPSSの結果,偏イータ2乗が0.106でした。また3群の級内相関係数を求めたら所,水準間の相関が0.923でした。
そ のためG-powerにて偏イータ2乗からeffect sizeを算出いたしました。また球面性が仮定できずSPSSのイプシロン Greenhouse- Geisserの結果からNonsphericity correctionに0.570を入れてPower(1-β)=を求めました。
何度もすみませんが下記についてヒントなどをいただければと存じます。
・検定力が非常に高くて効果量が中という結果でp値が0.05未満にならないということがあり得るのでしょうか?
・また有意差がなくて効果量が中で検定力も高いこのような場合は3条件に差がないと言って良いのでしょうか?
No.20839 Re: 検定力,効果量,有意差について 【青木繁伸】 2014/02/07(Fri) 21:15
どなたか,追加された情報で,追試できますか?
No.20850 Re: 検定力,効果量,有意差について 【斜界人】 2014/02/09(Sun) 21:06
自信はないですが多分こんな感じではないかと思います。
SPSSの結果:
F = 1.578
numerator df = 2
denominator df = 26
p-value = 0.225
Greenhouse-Geisser epsilon = 0.570
corrected p-value = 0.232
partial eta-squared = 0.106
correlation among measures = 0.923
G-powerの結果:
effect size f = sqrt(eta.sq/(1-eta.sq)) = sqrt(0.106/(1-0.106)) = 0.3443374
F tests - ANOVA: Repeated measures, within factors
Analysis: Post hoc: Compute achieved power
Input: Effect size f = 0.3443374
α err prob = 0.05
Total sample size = 14
Number of groups = 1
Number of measurements = 3
Corr among rep measures = 0.923
Nonsphericity correction ε = 0.57
Output: Noncentrality parameter λ = 36.8639453
Critical F = 4.3737861
Numerator df = 1.1400000
Denominator df = 14.8200000
Power (1-β err prob) = 0.9998322
No.20851 Re: 検定力,効果量,有意差について 【青木繁伸】 2014/02/09(Sun) 22:06
おお!完璧に再現されていますね。
No.20853 Re: 検定力,効果量,有意差について 【はち】 2014/02/10(Mon) 09:14
斜界人様,青木先生
ありがとうございました。
お忙しい中,再現していただきありがとうございました。
やはり解釈の疑問が残るのですが,p値がp=0.232(P>0.05)で効果量が中(0.3443374)で検定力が高い(Power(1-β)=0.99)
このような場合は,P値から3条件に差がないと言って良いものでしょうか?
検定力が低い状態で,効果量が中であればサンプルサイズの問題なのかと納得いくのですが,検定力が高くて効果量が中なのにP値はP>0.05で解釈に非常に困っております。
お忙しいとは存じますが,ご教授お願い致します。
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