No.21463 Rate Ratioについて  【吉田】 2014/12/02(Tue) 12:22

初めて投稿させていただきます。

2006年から2010年にかけて,市内での禁煙取り組み効果を検討しようと考えております。

禁煙開始発生率(禁煙開始人数/町内の成人人数)が以下のようになりました。
2006年が0.03
2007年が0.06
2008年が0.11
2009年が0.33
2010年が0.30

2010/2009:0.90
2009/2008:3.00
2008/2007:1.83
2007/2006:1.50

(年度/前年度)のRate-ratioを算出してZ-testを行うのがよろしいのでしょうか?
発生率をそのまま,検定したほうがよろしいのでしょうか?数値が小さいため検定できませんでした。

2009年に禁煙取り組み運動を開始したため,その活動効果が得られたのかを知りたいと思っています。

年度推移やRate ratioを算出して検討しようとしましたが,どういった方法がよいのかがわかりませんでした。

申し訳ございませんが御指導のほどよろしくお願いいたします。

No.21464 Re: Rate Ratioについて  【青木繁伸】 2014/12/02(Tue) 21:13

検定になじまないいくつかの理由
全数調査である
サンプルサイズが小さい
そもそも,帰無仮説は何?

No.21466 Re: Rate Ratioについて  【吉田】 2014/12/03(Wed) 00:02

御指導頂きありがとうございます。

全数調査であり,サンプル数が少ないということになると,統計分析するのではなく,年度推移の数値(禁煙開始発生率)を,そのまま使用するという理解でよろしいのでしょうか?
(2009年度の禁煙開始発生率が0.33と大きくなっているため,禁煙取組運動の効果が得られたということになるのでしょうか?)

御指導頂いてから,考えた帰無仮説は『2009年度の禁煙開始発生率は,その他の年度の発生率と比較しても差がない』になるのですが・・・

申し訳ございません。

No.21468 Re: Rate Ratioについて  【青木繁伸】 2014/12/03(Wed) 08:43

サンプルサイズが小さいというのは,年度ごとのデータを1つと見た場合であって,大元のデータ(住民一人一人)を考える場合には,サンプルサイズは十分ではあるでしょう。しかし,その場合も,年度ごとの開始・非開始の5×2集計表での比率の差の検定はできません(対応のあるデータ(同じ住民の継続観察)なので)。二年度間に差があるかどうかは,マクネマーの検定ということもできます。複数のマクネマー検定を統合するなら,その結果を多重比較する。

No.21469 Re: Rate Ratioについて  【吉田】 2014/12/03(Wed) 09:29

何度も申し訳ございません。

参考書にマクネマー検定は同一対象者とありました。
同じ住民の継続観察ではありません。

成人を対象としましたので,年度ごとに成人者を追加して(禁煙開始者,成人者ともに)禁煙開始発生率を算出しました。

例)市内A町
2006年:0.03=1026人/34231人
2007年:0.06=2253人/35126(前年度から892人追加)人



という形で算出いたしました。

このようなデータでは統計分析は難しいのでしょうか?

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