No.21464 Re: Rate Ratioについて 【青木繁伸】 2014/12/02(Tue) 21:13
検定になじまないいくつかの理由
全数調査である
サンプルサイズが小さい
そもそも,帰無仮説は何?
No.21466 Re: Rate Ratioについて 【吉田】 2014/12/03(Wed) 00:02
御指導頂きありがとうございます。
全数調査であり,サンプル数が少ないということになると,統計分析するのではなく,年度推移の数値(禁煙開始発生率)を,そのまま使用するという理解でよろしいのでしょうか?
(2009年度の禁煙開始発生率が0.33と大きくなっているため,禁煙取組運動の効果が得られたということになるのでしょうか?)
御指導頂いてから,考えた帰無仮説は『2009年度の禁煙開始発生率は,その他の年度の発生率と比較しても差がない』になるのですが・・・
申し訳ございません。
No.21468 Re: Rate Ratioについて 【青木繁伸】 2014/12/03(Wed) 08:43
サンプルサイズが小さいというのは,年度ごとのデータを1つと見た場合であって,大元のデータ(住民一人一人)を考える場合には,サンプルサイズは十分ではあるでしょう。しかし,その場合も,年度ごとの開始・非開始の5×2集計表での比率の差の検定はできません(対応のあるデータ(同じ住民の継続観察)なので)。二年度間に差があるかどうかは,マクネマーの検定ということもできます。複数のマクネマー検定を統合するなら,その結果を多重比較する。
No.21469 Re: Rate Ratioについて 【吉田】 2014/12/03(Wed) 09:29
何度も申し訳ございません。
参考書にマクネマー検定は同一対象者とありました。
同じ住民の継続観察ではありません。
成人を対象としましたので,年度ごとに成人者を追加して(禁煙開始者,成人者ともに)禁煙開始発生率を算出しました。
例)市内A町
2006年:0.03=1026人/34231人
2007年:0.06=2253人/35126(前年度から892人追加)人
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という形で算出いたしました。
このようなデータでは統計分析は難しいのでしょうか?
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