No.21569 Re: 探索的因子分析と確認的因子分析 【青木繁伸】 2015/02/26(Thu) 22:27
> という指摘をうけました
そのような,「えらそうな助言」をした人に,詳しく聞けばよいでしょう。
そのような,「えらそうな助言」をした人は,「どこそこのだれそれは,こんなことをいっていましたけど」なんていっても,受入れるようには思えませんので。
> SPSSで行うかAMOSでおこなうかの違いだけで,同じ結果になるはず
何を使うかは問題ではないというのは当たり前でしょう。
SPSS や AMOS のかわりに,全部 R や SAS でやっても,自前のプログラムでやっても同じです。
同じ結果が出ないという理由は,オプションが違うとか収束判定条件が違うとか,自分で書いたプログラムが間違えていたなんていう,些細な(重大な)理由があるというだけの話でしょう。
No.21570 Re: 探索的因子分析と確認的因子分析 【波音】 2015/02/26(Thu) 22:35
いくつかの問題が混在しているようにお見受けします。
まず,問題を整理すると
・探索的因子分析から確認的因子分析を行う
・SPSSとAmosで行う
という2つの問題を述べていますが,前者については「ほぼ同等な結果が得られることもある」というだけで,基本的には異なる結果が出てくるでしょう。後者については,探索的因子分析はSPSSでもAmosでも同じ結果が得られるはずです。ただ,SPSSでは確認的因子分析はできないと思われます(今はできるようになったのかも・・・)。
したがって,直接の回答としては「探索的因子分析はどちらのソフトでもOK,確認的因子分析はAmosでのみ実行可能」ということになるかと思います。本質的にはあらかじめ因子構造を仮定して尺度(質問項目)を作っているのであれば,確認的因子分析だけでも十分でしょう。
教科書に探索→確認,と記述しているのは人が立てた仮説がデータ上支持されないかもしれないこともありうるので,まずは探索的因子分析をしてみなさいという意図ではないでしょうか?
※余計なおせっかいで助言をしておくと,尺度開発においてなぜ因子分析が必要なのかを改めて考えてみると,どちらを採用すべきかの答えもおのずと出てくるでしょう。
No.21571 Re: 探索的因子分析と確認的因子分析 【みよし】 2015/02/27(Fri) 07:19
ご回答をありがとうございました。
自分の勉強不足もあり,少し統計の強い方に言われるとそうなのかと思ってしまいました。
文献を検索してもわからずに,こちらにお伺いしました。
また,探索的因子分析,確認的因子分析と分析ソフトの問題を混在させていた点についても,ご指摘ありがとうございました。
さらに,勉強しつつ,研究を進めていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
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